フローにんげんの一日

しょーもない日々にしょーもない突っ込み!

ショック

今日、本当にショックなことがあった。バイトの面接に落ちたのである。それほどやりたい仕事ではなかった。というか、正直出来ると思えなかった。なんであろうか、家具の配送業者である。夏場の肉体労働である、根性のいる仕事である、腰痛の人は要注意とかで、検査されちゃう仕事である。

面接の日は緊張してたが、それほどミスした記憶はない。未経験だが頑張りたいと、きちんと伝えられたと思う。向こうは人が『足りないオーラ』が出ていたし、質問だってかなり前向きなものばかり。終わった時は心の中で、よし受かったと思ってしまった。

それだけに今日、手紙が届き、不採用だと知ったとき、何がなんだか分からなかった。印象が良いというつもりでなく、落とされるだけの悪い所が見つからないのだ。考え考え悩みに悩み、肝を砕いても見つからず、自分を否定しそうになる。経歴か、顔か、性格か。嘘はつかぬがモットーだから、受かったとすれば素直に嬉しく、落ちたとすれば本気で悲しい。

しかしそれでも新たな働き口が要る。また履歴書を作るためにと、ゴミ箱の中から救い、広げて見ると何たることか。写真の縁からはみ出た糊で、ベットリ汚れ、所々でちぎれているのだ。僕は喜び「なるほど、そうか。」とつぶやいた。

「たった10分の面接で、人格が分かる訳がないよな。社会なんて、まあ、こんなものだ。」と心の中で笑ったのである。写真から糊をはみ出させた、ズボラな所は全くもって、無批判なままで。