フローにんげんの一日

しょーもない日々にしょーもない突っ込み!

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

レスキュー ブースター ハンマー

なにせ今日は書き上げなければならない『志望動機書』があり、朝からマクドで戦っていた。転職会社と連絡を取りながら、メンタル弱い同僚の愚痴をラインで軽くあしらっていた。そこから帰る途中で迷い、半時間ほどさまよった。その後、姉とチビ二人を連れ、…

フローにんげんの1日のおわり

関東に来て驚いたことがある、第一に温泉がない。あるのは銭湯ばかりである。そして開くのが遅い。朝六時に起きて、ひとっ風呂浴びてくる文化がない。それはショックなことである。なんで鹿児島に朝風呂を浴びる習慣があるか、僕らは朝が早いからである。ど…

不労にんげんの1日

東京に行って一番ビックリしたことは、居並ぶ巨人の如きビル。少しかかんで覗いていると思うや否や、挑んでみましょうこのマッスルで、天を摩するのあの楼閣に。相応しいのは高島屋、小説内でしばしば登場するこの名前、一度見物したかったのだ。そこでGoogl…

不老人間の1日

みんな好きなんだろうけど、筆者もMr.childrenなり。目覚めて最初の一言で「おはよう」と言えぬボッチちゃんだから「蜘蛛の巣のような高速の上」が一番初めに喋ったワードで、日がくれる前の最後の言葉が「光のさす方へ」だったことも、しばしばである。こん…

風呂ー人間の1日

さて千葉と言えば、いったい何が思い浮かぶか?港湾都市?幕張メッセ?間違いない!恐らくそれが正しかったのだ。恥ずかしい話、千葉は田舎だと思っていた。何故ならテレビで、いつでもそんな感じじゃん。あの国民的スーパースター、嵐のメンバー相葉さんだ…

浮浪人間の1日

とうとう我がブログの、真の名前を啓く時である。何せ今までは、根なし草なる名前を自称し、その実、ヤドリギが杜の神木に宿るが如く、はたまた烏が電信柱に住まうが如く、婆ちゃんの家を汚していたのだ。ところが本日旅に出た。場所は関東千葉である、東京…

ショック

今日、本当にショックなことがあった。バイトの面接に落ちたのである。それほどやりたい仕事ではなかった。というか、正直出来ると思えなかった。なんであろうか、家具の配送業者である。夏場の肉体労働である、根性のいる仕事である、腰痛の人は要注意とか…

甥っ子に好かれることは嬉しいことだが、時には大変なこともある。忙しいときや、疲れてる時は尚更で、動かないことを良いことに、ちょっかい出されてばかりである。僕が昼寝をしていると、四歳半がやって来て、洗濯バサミをばらまいた。それでも起きずに転…

かわる

何でも大川さんの話では、栗原君は酷い人らしい。教えるときにはいつも薄笑い、あざけるように下目に見てきて、言葉使いは丁寧だけれど、ことあるごとに嫌みを言うし、ある御客さんは、栗原君の態度が威張っているとかいって、役所に報告しようとしていて、…

もしも何かがちがったら

昨日、面接に行こうとしてたら、母がタンスから兄貴のパンツを出してきた。「あんたのズボンはヨレヨレだから、今日はこいつを履きなさい。」という。そいつを履いたらやたらとチクチクさして来るので、帰ったらすぐ洗濯にかけた。そして今朝、母が悲鳴をあ…

ジムの休日 店員

飲み会で真っ先に来たのは、幹事ではなかった。浜中氏のあとに、鬼頭氏が来て、二人で先に乾杯したところで、ようやく幹事がやって来たようだ。先ほどまで映画の話で盛り上がっていたふたりだが、ちょっとだけ喋りにくそうにしている。ポツリポツリと大川さ…

ジムの休日 チーフ

やっと今日も仕事が終わった、毎日毎日面倒臭い。何でこんなに会社の為に、働いてるのか分からなくなる。入社してから36年、40連勤したこともある。給料は全然あがらないし、あがらないからみんなが辞めてく。それなのに上は知らん顔で、カリスマ性に欠ける…

ジムの休日 ベテラン

最近やたらとチーフが僕に仕事を頼む。何で今まで一度たりとも入ったことのないジムのため、書類を作らねばならないのだろう。辞める前になると、冷たくなると言う話を、いままでさんざん聞いてきたけど、嘘ではなかったようである。加えて新入りの研修であ…

ジムの休日 鬼頭と浜中

職場についたら、僕らは真っ先にチーフから、ダンベルの掲示をつくる為、写真を写して欲しいと言われる。新人さんは研修だけど、大川さんは2ヶ月も早く入った癖に、エクササイズの自主練である。その後マシンの整備をしたが、とても汚れる仕事である。鬼頭…

ジムの休日 大川さん

ジムまで歩くのは大変である。特に夏場は尚更だ。汗を拭って職場に向かい、30分も早く着く。初日に遅れて怒られて、それから毎日こんな感じだ。他のスタッフがいないなら、控え室にでも居るのだが、今日はみんなで集まる日だから、更衣室ででも待っていよ…

ジムの休日 新入り

ジムスタッフになって、まだ三日目である。今日はジムが休館だったので、お客さんの居ない中、マシーンの研修を受ける。女は私一人だけ。何だか実に不安である。講習会を説明するのは、一年半のベテランである。一年半しか居ないのに、一番ベテランであるら…

膨らむ話

なかなか話の種がない、あってもなかなか膨らまない。そんなこんなで考えていると、ひと月前にほんのちょっとだけ、面白いな思った話を、思い出したので聞いて欲しい。僕の従兄弟は福岡に暮らす鹿児島人だが、暮らし初めて早十五年、すっかり短気になってし…

川に向かって吠える犬

僕の婆ちゃんには、ちょっとありがたい癖がある。買い物に出掛けたら、僕や兄貴の好きな食べ物を毎回買ってきてくれる。例えば僕はエビサラダ、兄貴はクロワッサンを貰う。ある日仕事が早めに終わり、家に帰ったことがあった。一階を覗くと、姉ちゃんと婆ち…

距離感

大川さんと言う同僚がいる。僕より後に入ってきたが、僕の父親と同じぐらいの年齢である。ちょっと変わった人なので、一緒に仕事をしていると何だか余計に気を使う。けれどもそれは向こうも同じかもしれない。僕らはジムで働いているが、僕が死角に立って居…

誘い

お客さんに飲み会に誘われた、しかしながら行きたくはない。お客さんにとっては、僕は友達である。でも従業員にとっては、たとえ勤務時間でなくても、お客さんはお客さんである。それを分かってくれれば良いのだが…その彼から何度も連絡が来る。飲みに行きた…

どうしてそんな可笑しなことを、思い付いたのか知らないけれど、私を生んだ窯元は、胴をコップの持ち手にしようと考えたらしい。中々しっかり付けられていて、どうにも動く気遣いがない。それゆえ私に出来うることは、せいぜい手足をばたつかせ、顔をねじむ…

料理をかこむ

母さんと婆ちゃんと兄貴と一緒に晩飯を食べに行ったのである。行き先は魚料理である。婆ちゃんは肉が好きだ。母さんは肉が嫌いである。兄貴は肉も魚も好きで、僕は魚が好きである。料理屋に着くとまずは女性陣がメニューを取る。メニューと言うものは大抵高…

おじいちゃん

僕はジムの受付をしている、非常に暇な仕事である。だからお客さんとよく話をする。菅乃さんというおじいさんがいて、来る度ごとにいっつも同じ話をする。まずは天気の話に始まり、近所のうなぎ屋が昼飯前に匂いを立てれば、筋肉を作る食べ物の話と、そいつ…

因果律4

今日はWi-Fiが遅い、三日前に動画を見すぎたツケが回って、昨日からデータ超過である。何でもあの日は温泉に行く四時間前から、マッサージ機に座り込み、ニコニコ動画を眺めていた。彼らは人生を楽しんでいるとか、そんなことをまた考えてしまった。弟は仕事…

因果律3

一昨日は久しぶりに一番上の孫が帰って来ましてね。お茶を淹れたり、茶菓子を出したりと色々大変だったのです。すぐさま歯医者の時間がやって来たので、娘にその話をしましたら、車で送ることもなく、いってらっしゃいと言うものですから、杖をつきつき腰を…

因果律2

大雨も止み、久しぶりの晴れで、昨日は働き汗をかいていた。だから私は一番上の息子と一緒に、温泉に行くつもりであった。しかしながら、二人で温泉に行ったとすれば、末の息子はひねくれるだろう。そこで末っ子にラインを送った。その後、母親が歯医者にで…

因果律1

僕は最近疲れていた。その事を母は知っていた。だから仕事上がりにメールが来た「今夜温泉に行かない?」だから僕は早く帰った。母と兄貴は待っていた。しかしお婆ちゃんは、まだ歯医者から帰ってはいない。だから僕はニンニクを食べ始めた。その臭いが嫌だ…

大雨

我が故郷には、今世紀最大の大雨が降り続いている。それを心配して、叔父さんが電話をくれた。良く気がつく人だ。もうほぼほぼ忘れていた。いったいどんな人だったろうか、うん、ブスである。ブスであるにもかかわらず、良くモテるらしい。因みに筆者もブス…

不変

たまたま立ち寄ったローソンで、お客さんに会った。いいやお客さんなどではない、ローソンに立ち寄った瞬間から、こっちが客で、向こうは店員である。よし、今まで訊けなかったけれど、今なら訊けないはずがない!「この前チラッと見えたのですが、どうして…