フローにんげんの一日

しょーもない日々にしょーもない突っ込み!

ジムの休日 ベテラン

最近やたらとチーフが僕に仕事を頼む。何で今まで一度たりとも入ったことのないジムのため、書類を作らねばならないのだろう。辞める前になると、冷たくなると言う話を、いままでさんざん聞いてきたけど、嘘ではなかったようである。

加えて新入りの研修である。とっても優しい子だと思うが、最初は歓迎されてるようでも、同じ思いをするのだろうか。彼女のことを気にしているから、中々書類が進まない。だが一体どんな言葉を掛ければ良いというのだろうか。

後輩は皆、可愛いく思える。鬼頭、浜中のみならず、かなり年上の大川さんさえ、今となっては可愛らしい。これからも仲良く働いてくれ。そういえば今日、歓迎会をするらしい。正直、転職に忙しいから、あんまり時間を使いたくないが、だからと言って嫌だとも言えず。それなら序でに送別会もして欲しいけど、やっぱりそれも口には出せない。

伝えられないことが多くて、溝が出来てるかも知れない。皆にチラチラ見られる気がする。神経過敏になってるのかな?チーフのことも、もしくは考えすぎかも知れない。

僕は森の中、朽ちて倒れ行く、老木を思った。倒れることを惜しまれながら、時に他の木の枝を折り、やがて腐れて土となるけど、空には大きな穴が空き、光が差し込み巨木の未来が芽吹くかもしら。

起きているのに、夢ばかりみる人間である。