フローにんげんの一日

しょーもない日々にしょーもない突っ込み!

フローにんげんの1日のおわり

関東に来て驚いたことがある、第一に温泉がない。あるのは銭湯ばかりである。そして開くのが遅い。朝六時に起きて、ひとっ風呂浴びてくる文化がない。それはショックなことである。

なんで鹿児島に朝風呂を浴びる習慣があるか、僕らは朝が早いからである。どうして朝が早いのだろうか、ひとえに働き者だからである。どうして働き者なのだろうか、遊べるところがないからで、田舎の人の宿命である。

だから夕方に風呂に入ると、お昼の疲れがどっと出て、うつらうつらと眠ってしまう。これは駄目だと立ち上がり、身体を拭こうと立ち上がったら「ごめんなさい」の後ろから「私のタオル」と指差され、見れば確かに見たこともないタオルである。

突然のことにびっくりして、何度も頭を下げてたら「良くあること」と呟いて、タオルを絞ってサウナに行った。とてもクールな青年である。その後風呂から上がったら、脱衣場を出る人が皆さん、モップで床を拭いていく。

東京の人は冷たいと言うが、そうではなくて無駄がないのだ。余計な愛想を振りまく余裕はないけれど、心の中は同じかも。たったの4日であったけれども、なかなか悪くない経験を、思い出しながら飛行機にのる。
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人間は生きながら、色んな経験を重ねていくし、中にはねぢけてしまう人もいる。僕もそうなのかも知れないが、それぞれねじけざるを得ずとも、互いに互いを結びつけ、勢い真っ直ぐ立っている。そんな木になり、実を結びたい。