落ち込んだときに僕を励ましてくれる言葉
生きることに迷った時に 読んで欲しい おすすめの言葉
筆者はもちろんメンタルが弱い。知り合いに「メンタルが弱いの、どーしたら良いですか?」って尋ねたら、
「それは繊細さの裏返しでしょ!?」って言われた…
それで「なるほど」って納得したら、弱いままでも良いってことなの!?
僕は鋭敏でありながら、強い心が欲しいのです!そこで、今回はそんなメンへラのオススメする、落ち込んだときに読んで貰いたい言葉の数々。
ヘミングウェイ 老人と海
魚を殺すってことは、罪なんだろうな。例え自分が食うためであり、多くの人に食わせる為であったとしても、罪は罪なんだろうな。でもそれならば、全部が罪じゃないか。罪なんてこと考えちゃいけない。
というのは魚を釣り上げた老人の心の葛藤です。紆余曲折を経た後に、魚を殺して良かったのかな!?って真っ正面からじぶんの心と向き合います。
彼は罪について考え続ける。
お前が魚を殺したのは、食い物として売る訳でもなく、自分が生きるためでもない。誇りの為に殺したんだ。漁師だから殺したんじゃないか。生きているときも、そして死んでからも、お前は魚を愛していた。愛しているのなら、殺すってことは罪にはならない。
この言葉を読むと、胸がたぎってきて、大抵のことは忘れてしまいます。そして「生きなきゃ」という思いだけが、ぽっかりと胸の前に浮かんでくるのです。
ベートーヴェン ハイリゲンシュタットの遺書
無情なる運命の女神が、命の糸を切るまで私の聴力も回復するかも知れないし、しないかも知れない。私はいずれにしても覚悟している。
(ついに私も28才にして哲学者になってしまったようだ、芸者家であることは他の誰よりも難しい)
神よ、私の内奥を御覧ください。
貴方は知っておられ、理解されます。人間の愛と善良を愛する心が私の内に宿っていることを。
おお、人々よ、もし君達がこの手紙を読んだなら、次のことを考えて欲しい。君達が私を不当に取り扱ったことを。そしてもしある人が、自然のあらゆる逆境にもかかわらず、ふさわしい芸術家、そして人間であるために、彼の力の及ぶ限りのすべてを行ったとしたらどうであろうか。不幸なものは、そう考えることによって自らを慰めているのだ。
ベートーヴェンほどの才能溢れる音楽家にとって、耳が聞こえなくなるということは、どれほど辛いことでしょうか?
それでも生きて、苦しむ!
そんな悲壮な決断に満ちたこの遺書は、芸術家とは音楽ではなく、言葉でもなく、生き様なんだと教えてくれます!
超格好良い。
夏目漱石 坊っちゃん
人間は好き嫌で働くものだ。論法で働くものぢやない。
これは、給料を上げてくれると言った、上司に対して放った言葉!
上司が裏でこそこそと、策略を練っているのが嫌で、言いくるめられていたものの、給料だけは上げさせなかった!
自分勝手で、世間知らずの坊っちゃんだけど、損得などには目もくれず、正義感だけで突っ走ります!
星の王子様 サンテグジュペリ 内藤濯訳
心で見なくちゃ、ものごとは良くみえないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ。
王子様と別れる時に、親友のキツネが教えてくれた言葉です。『大切』ではなくて、確かに目には見えない『肝心(魂と神が宿るとされた内臓)』と翻訳するあたりに、言葉への理解とこだわりが感じられます!
星の王子様を読むと、本当に大事なものは何なのか?考えさせられます。人間は人と人との間に生きている!?なんて筆者は思いました。
さいごに
落ち込んだときに、僕を励ましてくれる言葉の数々。あなたの為になりますように、願っております。頑張って、でもあんまり頑張り過ぎないように、笑って生きていきましょう!