フローにんげんの一日

しょーもない日々にしょーもない突っ込み!

ひなたと影の選択

ひまわり園での出来事であるが、花が枯れ果てて、見ごたえの無い景色に項垂れ、僕はテントの中に居座り、スマホをいじっていたのである。

 

姉はいかにも太っているから、僕の隣に座っていたが、子供とパパはひなたを恐れず、海風を追って歩いて行った。

 

不測の事態のはじまりは、外国人の二人づれが、向かいに座っただけであったが、姉が子守りに立ったのを機に、少しあやしくなってきた。

 

向かいに一人、又一人。隣に一人座った後で、訳の分からぬ言葉を互いに、べちゃべちゃ喋っていらっしゃる。その間実に50センチも無いくらいだから、どうして気まずくないことはないが、それでも姉の荷物はあるし、帰りくるらし子供の為に、日陰は死守しておかなくちゃ。

 

後から聞けば、親子仲良く海を満喫したらしい。みんな楽しく温泉にでも入ろうかとか、言っているけど、僕は早いとこ帰りたい。