せっけん大決戦
兄貴と甥っ子二人を連れて、今日は温泉に行ったのである。長男の髪を洗ってやって、次男は兄貴に洗って貰い、僕らは湯船に浸かりに行った。
お湯をパチャパチャ跳ね返すのを、制止しながら、静止しながら、僕が子守りをしていたら、隣が話し掛けてくる。
何だか臭くないですか?いやいやカルキの匂いではなく、いささか便の臭いがします。
しばらくしてから僕の方にも、べんの便りがやって来たので、長男を連れて避難して、兄貴を探すが見当たらない。
水風呂に入り、ジャグジーに入り、その後にまた水浴びをして、ようやく見つけた洗い場で、次男は完全泡だらけ。そして兄貴の顔が暗い。
風呂に上がった後で聞いたら、次男が便りを出してたらしい。んでもって僕は気付かないふりをしていたと、兄貴は呟き笑っていた。
まもるとは、目守ると書くらしい。きちんと子守りはしないといかんね!