うちのばあちゃん天才だった説
どーも僕だけです!
僕のばあちゃんは天才かもです。
夕食は、ばあちゃんが用意してくれたんですけど「ご飯だよー」って言われてから、全員やって来るまでに、ちょっと時間がかかるでしょ!?
もちろん最初に現れるのは僕だけですよ!テーブルの上に並んだサラダは、とても美味しそう!
「これは、なーに?」とつぶやいちゃいます。
「待たんで良いから、先に食べなさい」が婆ちゃんの答え!優しいでしょ!
そのあと兄貴がやって来て、椅子に座って、箸を片手に「ナニコレ?」と。兄弟だから似てるかもだけど…
「ニンジンなんて入ってないよ、たくさんお食べ。」が婆ちゃんの答え。
兄貴はムシャムシャ食べ始めます。
最後に母がやって来て、
「これ美味しそう、何のサラダなの?」と、聞かれたら
「山形屋で買ってきた、とっても高いサラダなんだから、美味しいはずよ。」と鼻息を荒げ、答えていた。
一口食べて「ああ、大根と湯葉のサラダね」と母が言うけど、婆ちゃんはそれに気付かない。
「え!?これ大根だったんだー」と僕が小さくつぶやいたのは、内緒の話。